STEP1で「査読条件を保存」をクリックすると、作成した各査読条件は「査読設定一覧」画面に表示され、選択可能な状態になります。
事前に設定した条件を用いて新たに査読からスタートする場合は、Patentfieldトップメニューの「AI査読支援」より、「査読設定一覧」を選択してください。
実行したい査読設定条件の「追加」をクリックします。
これにより、査読対象とする検索条件の作成が可能になり、検索結果の母集団に対して、作成した生成AI査読条件を適用することができます。
「査読設定一覧」画面にて、「追加」をクリックすると、「査読結果」画面が表示され、査読対象に追加する集合の検索条件を作成することができます。
検索種別の選択
「査読結果」画面が表示されたら、まず、利用したい「検索種別」を選択します。
なお、Patentfield AIRの利用にあたっても、Patentfieldの提供している下記の多彩な検索機能をご利用いただけます。
「検索種別」選択後、必要に応じて検索条件を設定します。
ここでは、②「フィールド検索」を選択、詳細検索条件にて、以下を設定しています。
【出願人/譲受人/権利者】:国立大学法人京都大学
なお、Patentfieldでは、各検索種別画面において、「詳細検索条件」欄に表示される虫眼鏡マークをクリックすると、設定した条件でヒットする件数を事前に把握することができます。
この件数を把握しておくと、以下「査読対象設定」にて設定が必要な、「追加件数」及び査読にかかるコストの把握に役立ちます。
※詳細は、下記の「査読対象設定」項目を参照ください。
査読対象集団の検索条件の設定が完了したら、各検索種別画面下部に表示される「査読対象設定」を行います。
査読対象設定における表示項目及び設定項目は下記の通りです。
①査読設定名:査読設定一覧画面で選択した「査読設定名」を表示しています。
②モデル:上記査読設定において登録されている生成AIモデル名を表示しています。
③査読対象:選択した「査読設定」において、査読対象として指定されている項目を表示しています。
④追加件数:生成AIを適用し、査読結果として表示させる件数を設定します。デフォルトでは「10件」が表示されており、この場合、検索結果における上位10件に対して、AI査読が可能になります。最大10,000件まで指定可能ですが、ご契約のプランに応じた料金が発生します。
また、使用するAIモデル(上記②で表示)、以下⑤で設定する「並列実行数」に応じた処理時間がかかります。
⑤並列実行数:ご契約中のプランに応じて選択可能な並列実行数(処理速度)が表示されています。最大5まで選択可能ですが、選択できる値はご契約のプランによって異なります。
Patentfield AIRでは、査読実行前に、「コスト見積もり」機能をご用意しています。
「コスト見積もり」をクリックすると、今回設定した条件にて査読を開始した場合の生成コスト推定値を確認することができます。
ただし、あくまで推定値であり、実際のコストとは異なる旨、ご了承ください。
この「コスト見積もり」によって確認できる情報③に加え、検索条件設定時に確認できる①「検索件数」および、②「これまでの使用金額」、これら①~③の3つの情報を、生成AIを適用して査読させる「追加件数」決定のサポート材料としていただくことが可能です。
①「検索件数」
査読対象集団の検索条件設定時に、「詳細検索条件」欄に表示される虫眼鏡マークをクリックすることで事前に把握できる、設定した条件でヒットする件数です。
②「これまでの使用金額」
今、選択している査読設定で、これまでに査読で使用した金額が表示されています。
ご契約内容に応じた月間の使用可能金額及び、これまでのすべての使用金額を確認したい場合は、各種設定→マイアカウント→AI査読支援API設定の画面でご確認ください。
なお、マイアカウントページでは、検証で使用したコスト、過去に削除した査読設定で使用したコスト、現在の利用している査読設定で発生したコストなど、すべての使用分の合計が確認可能です。
③「コスト見積もり」情報
設定条件に基づいた今回の査読実行によってかかる費用推定金額です。