出力形式を定義
査読種別「ユーザー指示」では、「出力形式を定義」を使用することで、ユーザーが指定した出力フォーマットに従って、生成AIの査読結果を出力させることができます。
出力された結果は、マップ可視化機能の集計条件(軸)として利用することもできます。また、エクセルDLした場合には、定義した項目ごとにセル分割されて出力されます。

出力結果のサンプル


出力数「単一」「複数」の指定
出力形式の定義では、出力数を「単一」または「複数」のいずれかを選択します。
複数のラベル付与や、複数キーワードやパラメータを抽出させたい場合には「複数」を選択してください。
文章を出力したい場合、1つだけラベル付与、1つのキーワードやパラメータだけを抽出したい場合は、「単一」を選択してください。

さまざまな出力形式で出力させたい場合
「出力形式を定義」では、ユーザーが指定した項目ごとに出力させることができますが、それ以外にも指示文に、生成AIの出力形式を指定することで、さまざまな任意の形式で生成AIの出力を得ることができます。
出力形式を使い分けることで、さまざまな業務シーンで「生成AIを活用しやすくする」ことが可能になります。
出力形式は、指示文に直接入力する方法と、カスタムロールに入力する方法の2パターンあります。どちらでも、ほぼ同じ出力結果を得ることができるので、お好みで使い分けてください。以下のサンプルでは、分かりやすいように、カスタムロールに入力するパターンを利用しています。
指示文に直接入力するパターン

カスタムロールに入力するパターン

1.マトリクス表形式で出力
ブラウザのプレビューで見やすい形式で出力されます。
抽出タグ機能の「結果からテーブル抽出」を利用することで、表形式のままエクセルダウンロードすることができます。
入力指示文サンプル
【出力のフォーマット要件】マトリクスの表形式 見出しは、「項目名」「数値」「単位」

出力結果サンプル

2.区切り文字を指定して出力
ブラウザ上での見栄えは劣りますが、エクセルやBIツールにインポートして加工しやすい形式です。
出力結果の文章中にカンマがある場合は、デリミタ(区切り文字)をカンマ以外に変更することで、より柔軟に扱うことも可能です(例: セミコロン区切り、「|」(パイプ)区切り)。
入力指示文サンプル
【出力のフォーマット要件】項目|根拠|項目|根拠 の「|」パイプ区切りで1行で出力

出力結果サンプル

エクセルダウンロード実行後、エクセルの「区切り位置」機能で、区切り文字を指定することで、セルごとに分割することができます。

3.JSON形式で出力
システム的に扱いやすいデータ形式で、プログラムによる取り込みや加工が容易になります。
可読性が高く、データの階層構造を持たせられます。
入力指示文サンプル
【出力のフォーマット要件】JSON形式で出力 キーは、課題(problem),解決手段(solution),効果(effect)で出力

出力結果サンプル
